年金の仕組み

厚生年金制度への統合後は、本来支払われる年金が、日本鉄道共済組合と日本年金機構から分かれて支給されることとなりました。
このページでは、年金の仕組みについてご説明します。

年金の仕組みについて

日本鉄道共済組合は旧国鉄職員の相互救済を目的として設立されましたが、鉄道共済年金が平成9年4月に厚生年金制度に統合された後は、主に旧国鉄職員の昭和31年6月以前の加入期間に係る年金を支給するため、引き続き存続することとなった組織です。

厚生年金制度への統合後は、本来支払われる年金が、日本鉄道共済組合と日本年金機構から分かれて支給されることとなりますので、年金の仕組みがわかりにくいとのご相談を多数いただいております。

我々は、法令を遵守し適切な年金をお支払すること、個人情報を適切に取り扱うことはもとより、年金受給者の皆様に年金制度についてわかりやすい説明を行うことを目的として、今後も努力を続けてまいります。

日本鉄道共済組合が支給する年金

日本鉄道共済組合が支給する年金は、次のとおりです。(次図参照)

  • 昭和31年6月以前に退職等した方の年金、又は昭和31年6月以前に退職等した方が死亡したときにその遺族に支給される年金(次図の①年金)
  • 昭和31年6月以前の組合員期間を有する方に対して、平成9年4月以後、退職又は遺族の年金を支給する事由が発生したときに支給される昭和31年6月以前の期間分の年金(次図の④の年金)

したがって、昭和31年6月以前から旧国鉄に勤務していた方が平成9年4月以後に亡くなられたときは、日本鉄道共済組合からも遺族の年金が支給される場合がありますので、日本鉄道共済組合までお問い合わせください。
詳しくはこちらをご参照ください。

なお、昭和31年7月から平成9年3月までに発生した年金は、平成9年4月以後日本年金機構が支給する年金に切り替わりましたので、年金に対するお問い合わせはお近くの年金事務所にご相談ください。